第5回 スピーチ集会
1月29日(金)は第5回目のスピーチ大会でした。
スピーチ集会は、低、中、高学年に分かれて行っています。3人の発表者(5、6年生)はローテーションし、それぞれの場で同じようにスピーチします。
高学年が聞き手である教室に行ってみました。その様子を紹介します。
5年生のHさんは、なわとび大会に向けた意気込みを話しました。特に種目になっている前・後ろ二重跳びをがんばりたいということです。
スピーチのあと、聞き手の子が感想を発表することになっています。
Hさんの発表を聞いて、自分の取り組み方や練習の成果について振り返って感想を言う子が多く、みんながさらにがんばろうという意欲をもつことができました。
続いて、5年生のEさんは「6年生を送る会」について、今5年生が準備に取りかかっていることや会を成功させたいという思いを話してくれました。
スピーチの後、6年生から「6年生を送る会を通して、みんなをひっぱっていってください。」「僕たちは去年送る会ができなかったので、その分がんばってください。」など、エールをもらうことができました。
最後に6年生Tさんのスピーチです。
Tさんはいきなり、みんなに質問してきました。「あなたの版画のテーマは何でしたか」と上手に話題にのるように仕組んでいます。
そして、「私の作品の題は何だと思いますか。」
・・・答えは「9人の絆」でした。Tさんは、修学旅行で雨の中、山頂公園から三方五湖を見ながら、9人でレインボー傘を指したことが思い出に強く残っているそうです。そのときに9人の絆を感じ、これからも大切にしたいという思いをスピーチしました。
スピーチを聞いて、6年生から「私も卒業まで、9人の絆を大事にしたいと思いました。」という子が何人もいました。9人の絆は、スピーチ集会の中でも深まったのではないでしょうか・・・。
5年生からも、「わたしたちも来年、修学旅行で思い出をたくさんつくりたいです。」という感想がありました。
みんなが優しい気持ちをもった、とても心温まる時間でした。