メダカ探訪記~伊井地区へ~
メダカは、絶滅危惧種Ⅱ類に認定されていますが、小学5年生の理科では、そのメダカを飼育して、卵を産ませ孵化させて成長を見ようとする学習は、もう何十年も続いています。
教科書で扱っているメダカは、"ヒメダカ"という種類で、観賞魚として売られているちょっと赤っぽいメダカです。多くの学校では、このヒメダカを購入して学習を進めますが、伊井小学校では、毎年5年生児童の情報をもとに、天然のメダカを探しに行きます。
伊井地区の用水路にメダカがいるという情報をキャッチ。5月29日(日)に、さっそく伊井地区の児童にメダカのいる場所を案内してもらいました。
いつの間にか何人も集まって捕獲隊を結成し、さっそくメダカ取りを開始!
あっという間に20匹以上捕まえることができました。まだまだ捕まえられそうでしたが、およそ20分で終了。
5年生理科担当の先生が、理科室の水槽に放ち、空気ポンプを設置して学習の準備を整えました。
この日協力してくださった伊井地区の皆さん、5年生のお友達。そして子どもたちにまじって協力してくださった大人の方々、ありがとうございました。
今後、しっかりメダカにえさを与え、たまごを生んでもらい、大切に育てたいと思います。