先生方の夏は“自己研鑽の夏“
「先生って職業、夏休みがあっていいですね」
一般の職業の方から昔はよく聞かれた言葉ですが、今はそのようなことを言う人は減った気がします。教職員は子どもと同じように夏休みがあるわけでなく、普通に勤務となります。ただ、授業がないので、普段できない作業や事務的な業務のほかに、教師としての資質を高めるために、多くの研修に参加する日々を送っています。
研修の一部を紹介します。
【たんぽぽ委員会研修会】
「幸せを自ら作り出す力を育てる」と題した研修では、児童が楽しく充実した学校生活を送るために、どんなスキルを行うと学級はより良い方向に向かうのかを勉強しました。この研修は伊井小学校が中心になって、あわら市の他校の先生方にも声がけして参加して頂きました。
【GIGAスクール構想推進とICTの使用・利用・活用】※リモート研修
本年度から始まった一人1台タブレット端末を使った学習について、3年前から先進校とし実践された、講師の先生から多くのことを学びました。
まずは、使用できる環境の整備をすることからはじめ、とにかく利用すること。そしてそこから活用することによって初めて主体的な深い学びに繋がることを勉強しました。
特に先進校の、タブレット端末を朝ノートとしての活用例や学習の振り返りとしての進んだ活用には大変驚かされました。
【校内防災研修】
暁産業さんのご協力を得て、火災発生どき、職員室にある防災受信機の見方や非常電話のかけ方、消火器の取扱いについて研修を行いました。
火災受信機は、非常ベルが作動したところの場所がライトで光り、すぐにその場所に非常電話を持って駆け付けます。微細な火事であればすぐに消火器で消すことができますが、すぐに119番への通報が必要であり、児童の安全確保をしなければならない場合、本部機能の職員室へ非常電話をかけることになります。
非常ベルの復旧の仕方や消火栓の使い方について学習しました。
消火器の扱いについて学習しました。
これらは研修のほんの一部で、ほかに各教科ごとの研修やキャリアアップのための研修など、目白押しです。
教師としての資質向上を目指して、先生方は夏休みもがんばっているようです。
夏休みが始まって10日経ちました。伊井っ子の皆さん、宿題は順調に進んでいますか。白熱した東京五輪を観戦している子も多いと思います。
まだまだ暑い日が続きます。熱中症に十分気をつけ、コロナ感染症についてもさらに危機感を強めて、夏休みを充実したものにしてくださいね♪