2/10 3年研究授業
2/10の2時間目に3年生で道徳の研究授業がありました。「たまちゃん、大すき」という、最近ちびまる子ちゃんのテレビ放映された内容です。
まる子とたま子は、仲良しです。一緒にタイムカプセルを埋めようと約束します。ところが・・・理由があり、約束が守れなかったことで、仲が悪くなります。果たして、二人の関係はどうなるのでしょう。と言う内容です。大人でも、考えさせられる内容です。
道徳の教科書を読む時、デジタル紙芝居形式にしています。大型モニター画面一杯に、まる子ちゃんの顔が浮かび、筆者も話の内容がすーっと頭に入ってきました。子どもたちもそうでしょう。集中して話に入り込んでいました。
そのあと、「まるちゃんとたまちゃんのどちらの気持ちが分かる?」と聞きます。今までなら、挙手をさせるところでしょう。他の子がどちらに手を挙げているかが気になります。今回は、タブレットを使用します。ポジショニングという機能です。数直線上のどのあたりに、自分の気持ちがあるかを示します。それを、一斉に集め、大型モニターに映し出します。みんなの考えが一目瞭然です。
それぞれの立場に立って、話し合いが行われます。教科となった道徳は、「考え,議論する」ことが求められています。多様な考えが認められる時代なのです。始めは、緊張していた子どもたちは、自分なりに考えを発言できるようになっていました。とても、落ち着いた雰囲気で、しっかりと考え、意見を発言する姿に成長を感じました。
他人と考えが異なっていても、自由に発言できる雰囲気づくり、学級づくりがとても大切だと改めて感じました。伊井っ子は、少人数という恵まれた環境の中、思いやりをもち、すくすくと育っていますね。