卒業まであと6日となった6年生。
最後の理科の実験は、ドライアイスを使った実験をしました!
事前に、ドライアイスについて、その正体は二酸化炭素が固まったものであるということ、その物質温度は、マイナス79.5℃と低く、手でさわると凍傷やけどをすることも学習しました。
理科担当の私が、およそ5kgを用意し、まずはドライアイスに水をかけて、白い煙の出る様子をじっくり観察してもらいました。「わぁ~」「すごーい!」「ふっしぎぃ~」など、いろんな声が聞こえました。
そこで2つの課題を出しました。
①この白い煙はなんだろう?
➁どうして白い煙がでるのだろう?
6年生にとっては、なかなかの発展課題なのですが、実は、これまでの理科の学習から、見つけることができるのです。(寒い朝、吐く息が白く見えますよね‥)
その仮説を立てる前に~
ドライアイスを使って、もっと楽しい実験をしましょう!
まずは、板状のドライアイスを細かくする作業を開始。
その細かくしたドライアイスを、紙コップに中に入れて水をかけ、白い煙を出します。その上に、半分に切った底のない紙コップの口に、洗剤を薄めた液で膜を作ります。(これがけっこう難しい)
それを上からかぶせるとだんだん膨らんで、白いシャボン玉が現れます。
最初は、小さくてすぐ割れてしまったのですが、だんだんどのグループも上手になってきて、いつしか大きさを競うようになりました。
お湯を入れてさらに白い煙を多く出すようにすると‥
ほら、こんな感じ ↓ ↓ ↓
どのグループからも、もっと大きくなぁれ!と歓声が沸いていました。
そして割れた瞬間、わーっ!という大きなどよめきが!!
それでも次から次へと白いシャボン玉が現れて、理科室は大きな歓声に包まれていました。
盛り上がったところですが、実験を中断し、最初に伝えた課題について、考えをタブレットに書き込んでもらいました。
さて、正解者はいますかね。
◇
もう一つ、6年生の発展学習の実験を紹介しましょう。
昨年度から、6年生に新しく導入された学習に「プログラミング」という学習単元があります。これは、コンピュータを使って簡単なプログラムを組み、実際にその通りに動くか実験してみるというものです。
1月に行った学習ですが、人感センサーや電気を溜めるコンバーター、そしてタブレットのMESHというアプリを使います。意外に簡単で、仕組みさえ分かれば、指でドラッグしてプログラムを作ることができます。
はじめは、人を感知すると音がなるというプログラムを構成するところから始めましたこれがすごく楽しそうでした。タブレットの中にいろんな音(人の笑い声や驚きの声、車のクラクションや拍手、ギターやピアノの音、etc)
入り口で自動で「いらっしゃいませ」と聞こえるお店のシステムやトイレに入ると自動に電気が付く仕組みについて、しっかり理解することができたようです。
単元のおわりに、発展的プログラミングに挑戦しました。
自動ブレーキングシステムをつくろう!です。
実際におもちゃの自動車を走らせ、人を感知すると止まるという仕組みをタブレットでプログラムさせ、うまく事故を回避できるか?っというもの。
実際に人が横切ると、車が止まる様子の動画を後でリンクさせてみましょう。今日はここまで。