文科省によるGIGAスクール構想のICT活用学習として、本校でも一人1台、タブレット端末を使った学習が、高学年から本格的に始まりました。
6年生では、理科「からだのはたらき」の学習導入として、アプリSkymenuを使った授業が行われていました。先生が「人が生きていくためには何が必要ですか。」と問いかけると、「酸素」「睡眠」「水」「食事」など、いろいろな答えが6年生から返ってきました。
すると先生は「では、タブレットを通して、みなさんのことをちょっと教えてください。」と次の質問をしました。
Q あなたは、ご飯派それともパン派?
このアプリのポジショニングという機能を使って、どちらへの気持ちが強いのか指標で答えるようです。また、その理由もコメントして、先生のタブレットに送ります。
児童の指標は、自動的に色分けされ、いっきに重ねて見ることができるようです。
児童から「すげーっ!」と歓声があがりました。
6年生はパン派傾向が強いようですね♪
その後、先生が、別の課題シートを児童のタブレットに送り、児童は手書きで回答する方法をとっていました。
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5年生では、社会科「日本の国土と人々のくらし」の導入として、地図を見ながらこれまで行ったことの無いまちや島について、グーグルアースを使って調べていました。
どの児童も生き生きとしていて、意欲的に学習に取り組んでいました。
知らない街でも、空から見ているような感覚が生じたり、美しい風景の島の様子を感じたりすることもできました。
今後、さらに先生方による研修を行い、各学年に合ったカリキュラムを作成し、タブレット活用による学習の可能性を追求し、楽しさ、分かりやすさ、そして学力向上につながるような授業を目指して努力していきたいと考えています。